平成22年7月10日~11日「夏合宿の報告」
平成22年7月10日(土)から11日(日)にかけて2日間、例年の夏合宿を行いました。今年は少し遠出をして、瀬戸内海の小島「粟島」へ行ってきました。
カリキュラムはいつものように、経穴の徹底的な取穴の勉強でした。
会場になった研修室は、粟島に昔あった商船学校の跡で、国の有形文化財に指定されたとても懐かしい感じのする大正時代に建てられた校舎の古い教室でした。冷房も扇風機もなくとても暑い日でしたが、時折窓から涼しい風が入ってきて講義は大変盛り上がりました。
10日の夜は現地の宿泊施設「ルポール粟島」の専務さんが、我々のために粟島名物の「海ほたる」を沢山捕獲していただいていて、見せてくださいました。私たちは「海ほたる」は海の表面に浮かんでいる夜光虫くらいにしか思っていなかったのですが、じつは小さな貝の一種で、魚の死体などを食べによってくる肉食動物でした。・・・・
ある探偵小説に完全犯罪のつもりで、犯人が海の中へすてた死体に「海ほたる」が群がりあやしく光って犯罪がばれた・…などと言う一節があるそうですが、本当に小さな2~3㎜の、熱帯魚の水槽の中にわいているような貝なのですが、少し刺激を与えると夜目にも鮮やかなコバルトブルーのネオンが光りました。沢山捕まえてカクテルグラスの中に入れて指を入れてかき回すと、カメラででもとらえることができるあやしい光でした。ばらまいた時は本当にきれいでした///一見の価値あり(^^)それから遅くまで花火をしたり、酒を飲んだり、それぞれのコテージでは鍼治療をしたり大変楽しかったです。翌日の朝早くから釣りに出かけて「スズキ」や「メバル」を4匹ほど釣ってきていました。今夜のおかずになるかな??服のまま海に飛び込んでいた人もいました・・・
島には沢山の昔の商船学校の旧跡がありました。江戸時代には大変栄えていたそうで「北前船」などの展示物もありました。粟島は昔々は瀬戸内海の海賊の根拠地だったそうです。島の形が船のスクリュウみたいで、沢山の自然の入り江が多く船着き場に恵まれていたのでしょう。 今年の合宿は勉強も沢山やったけれど、遊ぶのにも大忙しでした。
来年も絶対来るぞ・・・という人もいましたから、今度は水泳の用意でもしてこようかな・・・
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